Matsutake Mushroom!  吉野栄子さん投稿


久しぶりのシアトル便です

                         吉野栄子

こちらは1日遅れで10月に入りました。日本が台風に泣かされていた間、

シアトルはお天気続きでした。
シアトルといえば、傘がトレードマークになるほど雨の多い街なのですが、
年々少なくなっているそうです。

そんな晴れ間の続いている中、昨日、マツタケ狩りに行ってきました。

マツタケといえば、秋の味覚には欠かせない高級なイメージ

そんなMatsutake Mushroomはこちらでも人気です。

ただし、日本人のみですが。

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まずは、朝7時半に出発して、高速道路を東へ1時間半。

*このInterstate-90号線は
シアトルから始まり、アイダホ、シカゴ、NY、そしてボストンまでを結ぶ州間高速道路です。
世界でもっとも距離が長い高速道路で、長さは約5,000kmあるそうです。

まずは最初のポイントへ

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シアトル生活3年目にして、やっと誘っていただけました。
実は日本人の中でも縄張りがあるそうで、みんな採れる場所を口外してくれません。
とにかく㊙︎なんです。

今年は雨が少なく、地面も少し乾いてます。
きのこの種類には詳しくないので名前もわかりませんが・・・こんなきのこ類が。
ほとんどが食べられないもののようです。

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赤い水泡があり毒々しいきのこでした

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そして、ついに・・・白い光るものが・・・残念ながら、
これも外れ!友人いわく、輝きが違うのだそうです。

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これは、とても似たきのこ。
俗称(勝手に呼んでるそうです)「屋根ぺったん」
傘の部分が窪んでいます。

見つかるのは、屋根ぺったんばかり。そして、ついにビギナーの私が見つけました!

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これが本物の「マツタケ」です。
しばらく3人で眺めながら、私に掘り出し方を指導してくれました。
ちょっとまわりの堆肥となった木片や落ち葉を取り除いただけで、とてもいい香りがしてきました。

真っ白な「マツタケ」です。

野生の鹿はマツタケが好物だそうです。近くに糞が沢山ありました。

この後、場所を変え探し回りましたが、
結局この1本のみ。友人は密かに群生を見つけ10本以上掘り出していました。

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マツタケ狩りは自分で採ったものは自分のもの・・・だそうです。
優しい友人は、帰りにおすそ分けしてくれました。

次の写真は番外ですが

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夏はキャンプで賑わう場所です。

10月から11月の上旬にかけて、マツタケ狩りのシーズンです。
今回は少々時期が早かったかなという反省もありましたが、
お天気もよくハイキング気分で楽しめました。
美味しいものは簡単には手にはいらないものということもわかりました。

シアトルの日系のお店でもシアトル産、カナダ産、オレゴン産のマツタケが出始めました。
また、日本人のために、中国人やベトナム人のマツタケおじさんが移動販売車で来てくれます。
時価は1パウンド20ドルから。小ぶりのマツタケですが、シアトルに来て食べる機会が増えました。

以上、シアトルからの体験レポートでした。

みんなの広場

真っ白いマツタケですか、
見てみたい、食べてみたい!

秋の味覚の宝庫ようですね。

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    PROFILE
    金本佐紀子
    とにかく親子でサイエンス 代表
    京都大学農学部卒(農業学士)。
    香川大学付属中学校勤務を経て埼玉県公立中学校にて32年間教鞭をとる。2011年退職。
    日本女子大学家政学研究科通信教育課程家政学専攻(学校教育領域)修了(家政学修士)。
    日本女子大学教職教育開発センター客員研究員。
    東京女学館大学専任講師。
    [ 現職 ]
    » 多摩大学専任講師
    [ 社会貢献 ]
    » 埼玉県ネットアドバイザー(2010年~2014年)
    » 入間市健康福祉センター運営委員(2011年~2015年)
    [ 資格 ]
    » 健康管理士 一般指導員
    » 親業訓練協会インストラクター
    [ 所属学会 ]
    » 日本教育制度学会
    » 日本スクール・コンプライアンス学会
    » 日本理科教育学会
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