ヒヤシンスの根   大竹英里子さん投稿


春の訪れ ヒヤシンス

                        大竹英里子

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小学校では、一人一鉢で植物を育てるのが一般的です。

1年生になると、アサガオの種をまき、花を育てます。

花が咲き終わると、好きな球根を選び、育てます。

しかし、植木鉢では根っこの様子が分かりません。

「先生、花が咲いたよ!」

と、子ども達が教えてくれます。

ヒヤシンスの花が咲きました。

水栽培をすると、根っこの様子がよく分かります。

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でも、最近の学校では、あまり水栽培をしません。

だから、高学年でも、根っこの様子を知らない子も中にはいるようです。

廊下を通る時、立ち止まって見る子もいます。

花が咲いたことを他学年の子も教えてくれます。

植木鉢で育てているヒヤシンスの花は、まだ咲きません。

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10月頃から栽培し、2月に花が咲きました。

水栽培は、北側廊下の窓のそばに置きました。

植木鉢は、外においてあるものです。

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ヒヤシンスは、地中海東部沿岸からイラン付近の原産です。

日本には1863年に渡来しました。

名前は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来します。

 

みんなの広場

植物の体を支える根を観察することのできる
貴重な学習体験のレポートをありがとうございます。
水の中だとこんなに長い根が出てくるのですね――。
白い根が土の中も、ぐんぐん押して伸びていく様子が想像できます。

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    PROFILE
    金本佐紀子
    とにかく親子でサイエンス 代表
    京都大学農学部卒(農業学士)。
    香川大学付属中学校勤務を経て埼玉県公立中学校にて32年間教鞭をとる。2011年退職。
    日本女子大学家政学研究科通信教育課程家政学専攻(学校教育領域)修了(家政学修士)。
    日本女子大学教職教育開発センター客員研究員。
    東京女学館大学専任講師。
    [ 現職 ]
    » 多摩大学専任講師
    [ 社会貢献 ]
    » 埼玉県ネットアドバイザー(2010年~2014年)
    » 入間市健康福祉センター運営委員(2011年~2015年)
    [ 資格 ]
    » 健康管理士 一般指導員
    » 親業訓練協会インストラクター
    [ 所属学会 ]
    » 日本教育制度学会
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