日本では今週、さくらの開花宣言、
そして開花と今週末はお花見日和のようですね。
私の住んでいる街、シアトルにもたくさんのさくらの木があります。
ここは北海道より北に位置するのに、太平洋側の温暖な気候のため、
日本に比べて2週間ほど早めに満開を迎えます。
ソメイヨシノはすでに葉桜になり、今は八重桜が満開です。
シアトルに移って3回目の春を迎えた今年もまた、
サクラ人気のスポットであるワシントン大学(University of Washington)にお花見に行ってきました。
見事なソメイヨシノです。
この日は平日で大学はスプリングブレイクに入っていたので、
ゆっくりとお花見ができました。
日本のようにシートを敷いて飲食するという風習はありません。
ここワシントン大学のソメイヨシノは1939年に購入され、
他の公園に植えられたものの、橋の建設のためにワシントン大学に植え替えられました。
30本のサクラの木は無事に生き延びて今に至ります。
すでに80歳超え。サクラには寿命があるそうで、
一部の木の健康状態が弱化しているので、
倒木し記念家具やアートプロジェクトとして再利用されるそうです。
昨年はワシントン大学が留学生を迎えて
120年目を迎えたのを記念して、
新たに18本のサクラの木が寄贈されました。
私の息子もお世話になっています。
この他、ワシントンDCのサクラも有名ですね。
実は、アメリカに最初に桜が寄贈されたのは1912年です。
その秘話を描いた映画
「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」で詳しく知ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=8ifFBTSAZoE
余談:日本がサクラを寄贈したそのお返しに、
アメリカからハナミズキが寄贈されました。
ここでは確かにハナミズキもたくさん見かけます。
ちょっとワシントン大学の図書館も紹介
ワシントン大学のスザロ図書館は世界で最も美しい図書館の一つとして選ばれました。雰囲気がハリーポッターの舞台と似ていることでも有名です。
リーディングルームです。平日は観光者の来館も多く見られます。
サクラが終わった後は、
雨のシーズンも終わり、シャクナゲの季節が始まります。
その他、芍薬、チューリーップなど花盛りです。
これからのシーズンは最高です!
メジャーリーグも始まるので、岩隈さん、青木さんの活躍にも期待です。
吉野 栄子
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