私は飯能市に生まれ育ちました。
もう半世紀以上この地に住んでいます。
子供の頃の家の周りは自然の宝庫。
飼っていたウズラにハコベを採ったり、クローバーの花で冠を作ったり
イヌタデでおままごとをしたり。
生活の中に常に「雑草」と呼ばれる草花がありました。
ところがいつの間にかあちこちに住宅が建ち
バイパスが出来て空き地や土の道が少しずつ減り、
昔に比べたら草花を見かける機会は
かなり減ってしまったように思います。
同時に段々名前も忘れてしまっているような?
そんな中でもタンポポは、
今も昔もどこでも見かける身近な草花の一つです。
昨年、
地域のSNSで飯能市に「白いタンポポが咲く」と言う事を知りました。
白いタンポポ?
タンポポは黄色いものだと思い込んでいた私にはちょっと衝撃。
そんなところに友達のお友達(笑)のサイトに
「白いタンポポは環境指標」
http://kanemotosakiko.jp/blog/?p=1025 という記事が!!
シロバナタンポポは
元々は九州・四国・関西以南で生息していたのですが、それが温暖化に伴い北へ北へと今は関東まで北上して来たそうです。
先のタイトルの通り、
白いタンポポ(シロバナタンポポ)は
あちこちで見かける西洋タンポポと違って生命力が弱く、
良い土地環境でしか育たないから環境指標となるそうです。
昨年は現物を見てみよう!と
目撃現場に足を運んだものの時機を逸してしまいましたが
今年こそは!!
シロバナタンポポ
見つけました。
シロバナタンポポ。確かに花弁が白いです。
そして可憐です。すぐに判りました。
この花が繁殖していると言う事は飯能は環境が良いと言う事?
なんだか嬉しくなってしまいますね。
入間川の河川敷でも目撃情報もある模様。
時間を作って探しに行ってみようかと思っています。
それと同時に昔懐かしい草花たちを探して
名前を思い出してみようかな?と考えています。
ちなみに、シロバナタンポポの花言葉は
「私を探して、そして見つめて」
とても意味深で素敵ですよね。
みなさんも道端の植物に目を留めてみてはいかがでしょう。
そしてぜひシロバナタンポポを探してみてください。
シロバナタンポポ
町田 優花
みんなの広場
町田さん、投稿、ありがとうございます。昨年のしろばなタンポポの記事に
おたよりくださって、交流が始まりました。山口県でも、調査が進んでいるようですよ。
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