皆さん、こんにちは!
水中世界より海族 潜長がお届けします!
いきなりですが、
この写真はどこの海だと思いますか??
青い海、輝く太陽、ダイバーも気持ち良さそうに潜っています。
沖縄でしょうか?小笠原でしょうか?それとも海外??
実は、伊豆なんです。詳しく言うと、
西伊豆の中央あたり「土肥」というところです。
関東近県の方であれば、日帰りでこんな海を楽しむことができちゃいます!
しかし、伊豆の海はきれいと言っても、
こんなに青くなかった、きれいじゃなかったと
お思いの方もいらっしゃると思います。
この青さ、透明度の良さの秘密は、季節にあります。
この写真は先月末(2017年1月末)に撮影した写真です。
寒くて、海へ近づくことが減る季節ですが、
実は冬の海は透明度がとても高いんです。
見えるときは透明度20mを超えることも!
沖縄に負けないくらいきれいです!
前回、ご紹介したドライスーツを着て潜れば、
快適に楽しむことができます。
海へ飛び込んだ後、
この海が広がっていたらテンション上がっちゃいますよね~。
これだから冬の海はやめられないんです!(笑)
そして、この時期は海藻が成長する季節です。
春先には浅場には海藻が密生します。
この海藻が小魚たちの隠れ場所になったり、小型甲殻類の餌になったりと大活躍!
その様子は、またの機会に。
今回も生物をご紹介しますね。
結構、きれいな写真だと周りから評判が良かったので。
「ニシキフウライウオ」という魚です。
ニシキフウライウオ
昨年は、
このニシキフウライウオやその仲間のカミソリウオの
当たり年と言ってよいくらい色々なポイントで観察することができました。
まだ観察できるところもあるようです。
個体によって、きれいなもの、地味なもの、派手なもの、色々います。
しかし、基本的には周りの環境に合わせ、擬態をして天敵から身を隠しています。
こうしてみるとすぐ見つかっちゃうように見えますが、
水中で見ると見つけるのも大変なんですよ~。
では、また来月!
潜水本舗 海族 http://www.kaizokxdive.com
潜長 金子剣一郎
みんなのひろば
すてきな海の生物写真を、ありがとうございます!
前回の「クマドリカエルアンコウ」といい、
今回の「ニシキフウライウオ」といい、
ネーミングも面白いですね。漢字で書くと
錦風来魚???
潜ってみたい人・・・潜長まで!
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