地球の歴史を肌で感じる !






西村恵さん投稿


地球の歴史を肌で感じる

~タービダイト層~

 写真1

そびえ立つタービダイト、室戸岬

迫力ありますねー!美しいですね!不思議でしょう、この、岩!

 このようなミルフィーユのように層になっている岩のことを
タービダイト」と言います。

地震などがきっかけで地滑りが起きた時に、
海底に溜まった砂の層と泥の層が交互に重なって、
このような縞模様になっています。

今目にしている層は、何千年も前に海底で出来たもので、
層が出来た後、地震などの力によって更に回転して垂直に立っています。

 

写真3

 吉良川の黒耳海岸

高知県室戸市には、このような岩を間近で見ることが出来る場所が
いくつもあります。
見るだけではなく、触ることも、登ることもできちゃいます。

私も、室戸岬に遊びに行くと、登って、景色を見たり、層を観察したり、
上で寝そべったり、たまにおやつを食べたりお茶を飲んだりして楽しみます。
(これらの岩にどれだけの負荷がかかったか考えると
少し恐ろしくはなりますが。)

 

日本は、地震がとても多いところですが、
これほど、海底で起こってきた(そして起こり続けている)
地球の活動を間近で見ることが出来る場所は珍しいそうですよ。
室戸周辺の海底は1000年に1~2m隆起しているそうで、
隆起のスピードが速いらしいです。

 写真4 (1)

「最も新しい大地」室戸岬

こちらは、ここ100~150年の間に起きた地震活動によって
隆起して出来た比較的新しい大地だそうです。
この部分が、これから何千年も先には、
下の写真に写っている台地(緑に覆われた山の部分)のように
高くなっていくのでしょうか?

 

写真5

 室戸岬

 

他にも面白い岩があるので、また紹介しますね。

高知県室戸市在住、西村恵

みんなの広場

すごい迫力ですね。

地層の隆起・しゅう曲がみごと!
地球の鼓動を感じる風景ですね。

西村恵さん、これからも室戸便りをよろしくお願いいたします。

 

 

初夏から夏へ 神岡裕介さん投稿


「初夏から夏へ!!」

 

本日は、近所の小山台遺跡公園(東久留米市小山1-10)に散策に向かいました。
ここは縄文時代の住居あとがあり、黒目川の河岸段丘にあり、水辺に住まう縄文人の気持ちになれます。
夜は、以外と夜景がきれいですよ。

ここは、雑木林が残っており、この時期になると昆虫ハンターたちが、早朝と夕方に多く現れます。
密かに私も狙っており、先週今年初のコクワガタを採集しました。
木の場所は、秘密(笑)ですがこんな感じです。

 

樹液に集まる昆虫たち

樹液に集まる昆虫たち

 

 カブトムシ、コクワガタ、カマキリ、ハナムグリ、スズメバチ
・・・昆虫たちの生態系を垣間みられます。

 ただし、ここにも外来種が1種類います。
アカボシゴマダラです。チョウです。
中国から日本に持ち込まれ、増え続けています。
ゴマダラチョウ等と同じ生態的地位を共有する時があるの、競合による減少が心配です。

 むやみやたらと、生き物の移動はよくないですね。

 

今日は、気分を変えて、爬虫類の採集もしてみました。
その辺に転がっている石やブロックをひっくり返すと、います。
ニホントカゲです。この季節は幼体を多くみます。
しっぽの色が青いのが特徴です。

 

採集した、二ホントカゲ

採集した、二ホントカゲ

 

最高!

最高!

 

本当に触った質感が最高です。
ちなみに捕まえただけで、すぐ逃がしました。

今日も、色々な生き物に出会いしました。

身近にある、保全されている雑木林は、季節の移ろいや、
好奇心、好奇心によるケガ、様々な感情を育んでくれると本気で思います。

そんな自然をうまく活用し、人間活動に励みたいと感じた日曜の夜でした。

 

また、投稿させていただきます。

神岡裕介

 

不思議なシート・偏光板の光マジック2


光マジック2

 カラフルドラえもんの完成!

入間市青少年活動センターにて

入間市青少年活動センターにて

セロテープと偏光板を使った光マジックです。
ステンドガラスのような色模様が浮かびます。

材料と作り方

偏光板2、プラパン(またはOHPのシートなど)、セロテープ

  1. プラパンには、セロテープを自由にはります。(重なりができるように)
  2. 偏光板と偏光板の間に、プラパンを挟みます。
  3. 偏光板を少し回すと、様々な色の変化が楽しめます。
  4.  写真は、さらに絵をかきこんだものです。

DSC01998DSC01956

 

 

教室の様子

うまくできたよ!

うまくできたよ!

 

わっ!きれいだね。

わっ!きれいだね。

 

さぁ、見て!

さぁ、見て!

 

不思議なシート・偏光板の光マジック1


偏光板を使った光の不思議

へんこうばんて何?

特定方向に偏光、又は偏波した光だけに限って通過させる板のこと。

2枚並べてみると、向こうにあるペンダントがよく見えるね。

2枚の偏光板

2枚の偏光板

でも、片方の偏光板を90度回すと、重なったところが真っ暗になって、
ペンダントが見えないね。

片方を90度回すと

片方を90度回すと

台はCDのケースを使っています。

偏光板には光を通す方向があるんだね。

これを使うとブラックウォールができるよ。

2枚の偏光板を少し重ねて円筒にする。

動かないように粘着シートで全体を止めるか、

透明の筒の中に入れてみよう。

ブラックウォール

ブラックウォール

壁がないのに仕切られているように見えるんだ。

鉛筆やビー玉を入れてみると、

壁を筒抜けるよ。

 

 

次回は、偏光板光マジック2の、カラフルな世界です。

 

 

いよいよ夏に移行!!!  神岡裕介さん投稿


「いよいよ夏に移行!!!」

  2015年の立夏(春分と夏至の中間)は、本日5月6日4時53分!

先日、狭山丘陵にある野山北・六道山公園内にある古民家へ遊びにいきました。
日本家屋の風が通り抜ける感じは、日本人の四季を感じとるセンスの賜物ですかね!?
昆虫には、あまり興味をもっていませんでしたが、カマキリの赤ちゃんを発見しました。

カマキリの赤ちゃん

カマキリの赤ちゃん

カマキリは、生きたものしか食べないので、餌資源が多くあるこの環境では立派なカマキリになるでしょうね。

この公園は、生き物を採集してもいいので、ザリガニやドジョウ、ホトケドジョウ等がみられます。

でも、採集した生き物は、他の場所に逃がさず、また公園にもどしてね!というポスターもありました。

生物多様性の意味深さを感じました。

 

今の時期は、生命が力強く活動している時期です。
色々な発見もあると思いますので、是非外で遊び回りたいものですね(マムシなどには気をつけましょう)。

神岡裕介

 みんなの広場

自然環境が守られている場所は貴重ですね。
以前、白花タンポポを見つけたのも、この近くでした。

 神岡裕介さん、川や魚の投稿もお待ちしています。

狭山湖周辺の地図

 狭山湖周辺の地図

 

 

 

 

 

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    PROFILE
    金本佐紀子
    とにかく親子でサイエンス 代表
    京都大学農学部卒(農業学士)。
    香川大学付属中学校勤務を経て埼玉県公立中学校にて32年間教鞭をとる。2011年退職。
    日本女子大学家政学研究科通信教育課程家政学専攻(学校教育領域)修了(家政学修士)。
    日本女子大学教職教育開発センター客員研究員。
    東京女学館大学専任講師。
    [ 現職 ]
    » 多摩大学専任講師
    [ 社会貢献 ]
    » 埼玉県ネットアドバイザー(2010年~2014年)
    » 入間市健康福祉センター運営委員(2011年~2015年)
    [ 資格 ]
    » 健康管理士 一般指導員
    » 親業訓練協会インストラクター
    [ 所属学会 ]
    » 日本教育制度学会
    » 日本スクール・コンプライアンス学会
    » 日本理科教育学会
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