オランダのアントニ・レーウェンフック(1632 – 1723)は、初めて微生物を見た人です。彼は、レンズ一個の、単式顕微鏡を作りました。
今日は、ビー玉(1.7cm)と小さなガラス玉(3mm)で、
見え方がどのようにかわるか、実験してみましょう。
まず、ビー玉です。
ipadやたブレッドのフロントカメラにビー玉を大きます。
そして、上から印刷した紙を近づけてみます。
ipadで写真を撮ると・・・・、
「堂」の字が、大きく見えます。
インクのドットも見えますね。
では、ビー玉をガラス球に変えるとどうでしょうか?
3mmのガラス球に変えました。
すると、「堂」の字のドットは、
こんなに大き見えます。
レーベンフックは1㎜のガラス球を使用したそうですが、
小さいガラス玉の方が、倍率は大きくなるのですね。
今回は、保持板等を使用せずに、フロントガラスの上に
直接ビー玉やガラス球を置いて実験してみました。
私は飯能市に生まれ育ちました。
もう半世紀以上この地に住んでいます。
子供の頃の家の周りは自然の宝庫。
飼っていたウズラにハコベを採ったり、クローバーの花で冠を作ったり
イヌタデでおままごとをしたり。
生活の中に常に「雑草」と呼ばれる草花がありました。
ところがいつの間にかあちこちに住宅が建ち
バイパスが出来て空き地や土の道が少しずつ減り、
昔に比べたら草花を見かける機会は
かなり減ってしまったように思います。
同時に段々名前も忘れてしまっているような?
そんな中でもタンポポは、
今も昔もどこでも見かける身近な草花の一つです。
昨年、
地域のSNSで飯能市に「白いタンポポが咲く」と言う事を知りました。
白いタンポポ?
タンポポは黄色いものだと思い込んでいた私にはちょっと衝撃。
そんなところに友達のお友達(笑)のサイトに
「白いタンポポは環境指標」
http://kanemotosakiko.jp/blog/?p=1025 という記事が!!
シロバナタンポポは
元々は九州・四国・関西以南で生息していたのですが、それが温暖化に伴い北へ北へと今は関東まで北上して来たそうです。
先のタイトルの通り、
白いタンポポ(シロバナタンポポ)は
あちこちで見かける西洋タンポポと違って生命力が弱く、
良い土地環境でしか育たないから環境指標となるそうです。
昨年は現物を見てみよう!と
目撃現場に足を運んだものの時機を逸してしまいましたが
今年こそは!!
シロバナタンポポ
見つけました。
シロバナタンポポ。確かに花弁が白いです。
そして可憐です。すぐに判りました。
この花が繁殖していると言う事は飯能は環境が良いと言う事?
なんだか嬉しくなってしまいますね。
入間川の河川敷でも目撃情報もある模様。
時間を作って探しに行ってみようかと思っています。
それと同時に昔懐かしい草花たちを探して
名前を思い出してみようかな?と考えています。
ちなみに、シロバナタンポポの花言葉は
「私を探して、そして見つめて」
とても意味深で素敵ですよね。
みなさんも道端の植物に目を留めてみてはいかがでしょう。
そしてぜひシロバナタンポポを探してみてください。
シロバナタンポポ
町田 優花
みんなの広場
町田さん、投稿、ありがとうございます。昨年のしろばなタンポポの記事に
おたよりくださって、交流が始まりました。山口県でも、調査が進んでいるようですよ。
日本では今週、さくらの開花宣言、
そして開花と今週末はお花見日和のようですね。
私の住んでいる街、シアトルにもたくさんのさくらの木があります。
ここは北海道より北に位置するのに、太平洋側の温暖な気候のため、
日本に比べて2週間ほど早めに満開を迎えます。
ソメイヨシノはすでに葉桜になり、今は八重桜が満開です。
シアトルに移って3回目の春を迎えた今年もまた、
サクラ人気のスポットであるワシントン大学(University of Washington)にお花見に行ってきました。
見事なソメイヨシノです。
この日は平日で大学はスプリングブレイクに入っていたので、
ゆっくりとお花見ができました。
日本のようにシートを敷いて飲食するという風習はありません。
ここワシントン大学のソメイヨシノは1939年に購入され、
他の公園に植えられたものの、橋の建設のためにワシントン大学に植え替えられました。
30本のサクラの木は無事に生き延びて今に至ります。
すでに80歳超え。サクラには寿命があるそうで、
一部の木の健康状態が弱化しているので、
倒木し記念家具やアートプロジェクトとして再利用されるそうです。
昨年はワシントン大学が留学生を迎えて
120年目を迎えたのを記念して、
新たに18本のサクラの木が寄贈されました。
私の息子もお世話になっています。
この他、ワシントンDCのサクラも有名ですね。
実は、アメリカに最初に桜が寄贈されたのは1912年です。
その秘話を描いた映画
「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」で詳しく知ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=8ifFBTSAZoE
余談:日本がサクラを寄贈したそのお返しに、
アメリカからハナミズキが寄贈されました。
ここでは確かにハナミズキもたくさん見かけます。
ちょっとワシントン大学の図書館も紹介
ワシントン大学のスザロ図書館は世界で最も美しい図書館の一つとして選ばれました。雰囲気がハリーポッターの舞台と似ていることでも有名です。
リーディングルームです。平日は観光者の来館も多く見られます。
サクラが終わった後は、
雨のシーズンも終わり、シャクナゲの季節が始まります。
その他、芍薬、チューリーップなど花盛りです。
これからのシーズンは最高です!
メジャーリーグも始まるので、岩隈さん、青木さんの活躍にも期待です。
吉野 栄子
春の訪れ ヒヤシンス
大竹英里子
小学校では、一人一鉢で植物を育てるのが一般的です。
1年生になると、アサガオの種をまき、花を育てます。
花が咲き終わると、好きな球根を選び、育てます。
しかし、植木鉢では根っこの様子が分かりません。
「先生、花が咲いたよ!」
と、子ども達が教えてくれます。
ヒヤシンスの花が咲きました。
水栽培をすると、根っこの様子がよく分かります。
でも、最近の学校では、あまり水栽培をしません。
だから、高学年でも、根っこの様子を知らない子も中にはいるようです。
廊下を通る時、立ち止まって見る子もいます。
花が咲いたことを他学年の子も教えてくれます。
植木鉢で育てているヒヤシンスの花は、まだ咲きません。
10月頃から栽培し、2月に花が咲きました。
水栽培は、北側廊下の窓のそばに置きました。
植木鉢は、外においてあるものです。
ヒヤシンスは、地中海東部沿岸からイラン付近の原産です。
日本には1863年に渡来しました。
名前は、ギリシャ神話の美青年ヒュアキントスに由来します。
みんなの広場
植物の体を支える根を観察することのできる
貴重な学習体験のレポートをありがとうございます。
水の中だとこんなに長い根が出てくるのですね――。
白い根が土の中も、ぐんぐん押して伸びていく様子が想像できます。
○朝霧が漂っていたら、その日は晴れ。