信州・松本にて学ぶ 金本徹さん投稿


「信州・松本にて学ぶ」

GWに松本に行ってきました。(国宝)松本城も良かったですが、
牛伏川水路、開智学校も印象に残りました。

牛伏川水路

牛伏川水路

1(重要文化財)牛伏川本流水路(通称 フランス式階段工)

  • 松本に流れる牛伏川に、明治から大正時代に日本古来の石積み技術により造られた砂防施設。
  • 新緑の中、牛伏川の水の流れが美しかった。
  • 明治中期に内務省の小土木技師としてフランスに派遣された池田まるお氏がフランスアルプスの渓谷の砂防技術を参考とし、当時の長野県土木課の設計と池田氏の現場指導で大正7年に完成した。
  • 世界の技術と日本の技術の組み合わせが良い。そして、100年前にコンクリートを使わずに、一個一個の人の手だけで積み上げられて出来たとのこと、すごいと思いました。

2.(重要文化財)旧開智学校校舎

(重要文化財)旧開智学校校舎

(重要文化財)旧開智学校校舎

  • 明治5年(1872年)の学制発布を受け、深志町(現、松本市)に開校。
  • 和風と洋風を巧みに組み合わせた、擬洋風建築校舎。文明開化の象徴とも見られた。国内で最も古い小学校校舎の一つ。
  • 建設に多額の費用がかかったが、7割を松本町民が寄附したとのこと。教育にかける市民の思いが伝わります。
  • また、時の校長先生の方針で、働いている子ども達(丁稚奉公)を対象にしたり、 子守りをしている子ども達を対象にした授業などの写真を見ました。校長先生の思いが実現していること。そして仕事をしながら学びたいとの思いを持つ子ども達のまなざしが特に印象に残りました。

金本 徹 (青梅市) 

みんなの広場

コンクリートなしの石積み方法って、すごいですね。1885年から
1918年にかけて、30年間にわたっての防災目的の階段式流路工だった
そうですが、芸術的な美しさを醸し出しているそうです。

行ってみたい場所です。

今回は、サイエンスのみならず「教育」分野に関するレポート、
ありがとうございました。金本徹さん、これからも投稿、よろしくお願い
いたします。

 

 

 

春の花たち   椿憲一郎さん投稿


春の花たち

  桜前線は、津軽海峡を渡ったもようです。

 紅白で目を楽しませてくれた花たちです。
モモ、梅、桜とたくさんありますが、
枝から、2色で咲くのは梅とモモが有名ですね。
下は紅白を源氏平家に見立てて、
「源平枝垂れ花モモ」(神代植物公園)。

神代植物公園にて

神代植物公園にて

 そして、これは見事に茎から2色に分かれています。
モモかな、桜かな?

来年、究明したいと思っています。

桜は、めったにこんな咲き方はしないので、
もし桜なら、レアです(狭山公園)。

 

狭山公園にて

狭山公園にて 

 

 ソメイヨシノが散った後、 色が違う八重桜が花盛りでした。

 鬱金(うこん) 黄色の珍しい桜ですが、ほかにギョイコウがあります。
これは、民家の庭の花ですが、両方とも新宿御苑で見られます。

八重桜の鬱金

八重桜 鬱金

八重桜 関山

八重桜 関山

 松月 

八重桜 松月 

一葉

八重桜  一葉

 それぞれ、咲き始めから色が変わる様子がきれいです。
目を楽しませてくれる春の花たちを、
来年は、もう少し、色に変化で追いかけてみようかと
思っています。

 

みんなの広場

桜の木の樹齢によって、花弁の色の濃い薄いがあるそうです。
また、、地方によっても違いがあるといわれています。

椿さん、これからもどんどん投稿してください。

 

 

 

 

スカンクキャベッジ(黄色い水芭蕉) 吉野栄子さん投稿


スカンクキャベッジ

4月のシアトル(Northwest)は、まだ雨の多い季節です。

カナダのキャピラノ渓谷内の湿地(2015.4.15撮影)

 

シアトルは北海道より高緯度で、
南樺太とほぼ同じ緯度にあります。

海流の関係か穏やかな気候に恵まれて雪が降ることは
珍しく、台風もありません。
ただし、冬は雨が多く傘のマークがお土産のシンボルになるほどです。
シアトル=雨です。
その雨のお陰で豊かな水源と緑が多くevergreenとも言われています。
そして、3月の桜の開花から始まり
モクレン、シャクナゲ(ワシントン州の州花)、リラなどの木々の花々が
咲き乱れます。
 
また、近郊には湿地や林などもたくさんあり多くの植物が群生しています。
今日、紹介するのは・・・黄色い水芭蕉です。
同じサトイモ科ですがアルム属で、こちらの湿地ではよく目にします。
アメリカ水芭蕉とも言われているようですが、

名前は「スカンクキャベッジ」
その名の通り、臭うそうです。
また、開花する時に発熱がおこり約25度まで上昇するそうです。
そのため周囲の雪を溶かし、いち早く顔を出し、
この臭いと熱で寒い時期には数少ない昆虫をおびき寄せ、
受粉の確率を上げているそうです。
 
 
余談ですが・・・実はこの「スカンクキャベッジ」は
エルマーの冒険に出てくる竜の好物なんですね。
 

シアトル近郊のベリュビュー市のスカンクキャベッジ(2015.3.30撮影)

 

Eiko Yoshino (吉野 栄子) 

 
みんなの広場
 
吉野さん、シアトルからありがとう。
これからも、どんどん投稿してね。
 スカンクキャベッジは、日本ではキバナミズバショウ,コガネミズバショウと呼ばれ、
大変珍しいそうです。
 

8713の花ごよみ 4月(柳内昭治さん投稿)


8713の花ごよみ≪4月≫

 

 チューリップ

  

 

  桜前線も北上し、木々の芽吹きが一段と進み

 山々がパステルカラーに染まる春爛漫の季節。

 国営昭和記念公園チューリップガーデンでの一コマ。

 整然と咲き誇る姿はお見事。

 造られた庭園ですが

 見る角度で変化する風景は必見です。

 春風を求めて、お出かけしては如何ですか。

写真は2014.4.19撮影

柳内昭治

 DSC_0418

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白いタンポポは「環境指標」 (寺田 勉さん投稿)


白いタンポポは「環境指標

山口県 防府市青少年科学館ソラール館長 寺田 勉 

春はいろいろな動植物の活動が始まって楽しくなります。
その中の一つ、タンポポに目を向けてみませんか。
白いタンポポは「環境指標」といわれていることをご存じですか。

今、防府市青少年科学館ソラールでは、
「見つけたら教えて、みんなで、タンポポ分布図づくり!」
「あなたの見つけたタンポポは、白? 黄? 」
という活動をしています。

下の写真を見てください。

花びらが黄色?白?

 花びらが黄色?白? 

 比較表

白花タンポポ

タンポポは11種類くらいあるようですが、「白か、黄か」という視点で見れば、

子どもから大人まで取り組みやすいと思います。

 身近なタンポポをみんが見つけた場所にシールを貼ることで、

自分も見る目が豊かになったり、一人では見えないみんなの力

を共有している感覚も楽しいと思います。

 

親子や大人同士の会話に身近な「タンポポ」が話題になり、

身近な不思議に目を向けることができ、豊かな生活に繋がることを狙っています。

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    PROFILE
    金本佐紀子
    とにかく親子でサイエンス 代表
    京都大学農学部卒(農業学士)。
    香川大学付属中学校勤務を経て埼玉県公立中学校にて32年間教鞭をとる。2011年退職。
    日本女子大学家政学研究科通信教育課程家政学専攻(学校教育領域)修了(家政学修士)。
    日本女子大学教職教育開発センター客員研究員。
    東京女学館大学専任講師。
    [ 現職 ]
    » 多摩大学専任講師
    [ 社会貢献 ]
    » 埼玉県ネットアドバイザー(2010年~2014年)
    » 入間市健康福祉センター運営委員(2011年~2015年)
    [ 資格 ]
    » 健康管理士 一般指導員
    » 親業訓練協会インストラクター
    [ 所属学会 ]
    » 日本教育制度学会
    » 日本スクール・コンプライアンス学会
    » 日本理科教育学会
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